シェアハウスは人口減少時代への対応策になるのか? 〜岡山から考える未来の住まい方〜

年々厳しさを増す気候の変化
こんにちは。不動産業を営む私たちも、年々厳しさを増す気候の変化に目を向けざるを得ない季節がやってきました。
ここ最近、急激に暑くなってきたと感じている方も多いのではないでしょうか。
私たちが暮らす岡山市でも、例年になく暑い梅雨になったという印象です。

これは地球温暖化、いわゆる気候変動の影響だと考えられています。
猛暑だけでなく、暴風や洪水などの自然災害の発生頻度も高まっており、特に地方部では生活インフラや安全性の面から移住・転居が進み、少子高齢化が一層進むことが予想されます。

人口減少と空き家問題 ― 日本の不動産が抱える大きな課題

日本全体が迎えているのは、少子高齢化・人口減少・経済縮小という未曾有の課題です。
その影響として不動産業界でも、以下のような問題が深刻化しています。
- 高齢者の単身世帯増加により、住まなくなった家の「空き家」が年々増えている
- 企業の縮小や移転、個人の転居により、「空室」となる賃貸住宅・オフィスが増えている
これらは単なる資産価値の低下にとどまらず、地域の安全性やコミュニティの維持にも影響を与える社会課題です。
いまこそ「シェアハウス」という新しい選択肢を

こうした課題への対応策のひとつとして、私たちがご提案しているのが「シェアハウス」という住まいの形です。
シェアハウスは、単なる安価な住居というだけでなく、以下のような利点を備えています。
- 共用スペースの活用で、家賃を抑えながらも快適な生活空間を実現
- 多様な業種・年齢・背景の人たちが集まり、人とのつながりや交流が生まれる
- 一人暮らしでは難しい「助け合い」や「防災面の安心感」も期待できる

特に地方都市においては、空き家や古民家を活用したシェアハウスの需要が高まりつつあり、コミュニティの再生にもつながる可能性を秘めています。
しかし「シェアハウス」は運営にも注意が必要です

ただし、全国的には法令を無視したシェアハウス運営が問題になるケースも少なくありません。
特に消防法の遵守や建築基準法との整合性など、法律面での知識と準備は不可欠です。
日本シェアハウス協会 岡山支部として

私たち「日本シェアハウス協会 岡山支部」では、法的手続き・行政への届け出・設計アドバイスなど、シェアハウスの立ち上げから運営までトータルにサポートしています。
空き家を活用したいオーナー様、地域に新しい風を吹き込みたい方、収益物件としてのシェアハウスを検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。
人口減少の時代においても、「人と人がつながり、支え合える住まい方」には未来があります。
岡山から始まる、新しい暮らしのカタチをご一緒に考えてみませんか?
