梅雨入り前に知っておきたい、岡山の水害リスクとシェアハウスが持つ"意外な強み"

梅雨のイメージ

局地的な強雨・大雨への警戒が必要な季節

梅雨災害イメージ

2026年5月も後半に入り、そろそろ梅雨の足音が聞こえてきました。沖縄・奄美ではすでに5月上旬に梅雨入りが発表されており、中国地方を含む西日本でも6月上旬頃には梅雨入りが予想されています。

今年の梅雨は、期間こそ平年並みかやや短めになる見込みですが、総雨量は平年並みか多めと予測されており、短い期間に雨が集中するリスクがあります。特に6月は梅雨前線が活発化しやすく、局地的な強雨・大雨への警戒が必要な季節です。

このブログでは、迫りくる梅雨・夏の自然災害リスクを改めて見つめ直しながら、岡山における「備える暮らし」のあり方について考えてみたいと思います。

「晴れの国・岡山」は、本当に安全なのか

豪雨のイメージ

岡山県は古くから「晴れの国」として知られ、全国的にも温暖で自然災害の少ない地域というイメージを持たれてきました。しかし近年、その認識は大きく揺らいでいます。

記憶に新しいのは、2018年の平成30年7月豪雨(西日本豪雨)です。倉敷市真備町を中心に河川が次々と氾濫し、岡山県全体で甚大な人的・物的被害が発生しました。岡山市内でも低地部を中心に床上・床下浸水の被害が広がり、「岡山は安全」という意識が一夜にして覆された出来事でした。

それ以降も、台風接近時の線状降水帯による局地的豪雨が各地で観測されるなど、気象災害は年々激しさを増しています。旭川・吉井川といった河川の流域では洪水・浸水リスクが継続的に指摘されており、近年は短時間豪雨による内水氾濫の懸念も高まっています。

気候変動の影響で1時間80mmを超える猛烈な雨の頻度が増しており、岡山でも「いつ起きてもおかしくない」という意識で備えることが求められています。

今年の夏は、さらに厳しい気象条件が重なる

猛暑のイメージ

自然災害のリスクは、梅雨だけにとどまりません。今年2026年の夏は、気象庁・日本気象協会ともに全国的な高温傾向を予測しています。猛暑日(35℃以上)はもちろん、酷暑日(40℃以上)が増加する可能性も指摘されており、熱中症対策が例年以上に重要になりそうです。

エルニーニョ現象については、気象庁が5月時点で「夏までに発生する可能性が高い(90%)」と発表しています。一般的にエルニーニョの年は冷夏になりやすいと言われてきましたが、近年は地球温暖化の影響でその法則が通用しなくなっており、今年も高温になる可能性が高いと予報されています。

豪雨災害のイメージ

さらに、高温多湿の大気は水蒸気を多く含むため、ひとたび豪雨が発生すると規模が大きくなりやすい面もあります。熱中症と水害が同時期に重なる「複合災害」への備えも、今年は特に意識しておきたいところです。

夏から秋にかけては台風の接近・上陸リスクも高まります。今年はエルニーニョへの移行期という気象条件も重なり、台風の進路や勢力が読みにくい状況になる可能性があります。

災害が住まいに問いかけること

防災のイメージ

大きな自然災害が起きたとき、住まいはどうなるのでしょうか。修繕や建て替えによって再生できる場合もありますが、現実には空き家や廃屋として地域に残り続けるケースも少なくありません。空き家が増えると、防犯や景観の悪化だけでなく、災害時の二次被害リスクを高める要因にもなります。

こうした課題は私たちが暮らす岡山でも決して他人事ではありません。ハザードマップで浸水想定区域や土砂災害警戒区域を確認し、自分の住まいや地域のリスクを把握しておくことが、まず大切な一歩です。

そして「備える」という視点は、物理的な防災グッズの準備だけにとどまらず、「誰とどのように暮らすか」という住まいの選び方にも関わってくると私たちは考えています。

シェアハウスという、つながりのある暮らし方

提案のイメージ

そこで私たちがご提案したいのが、「シェアハウス」という住まいの形です。

古い家や空き家を適切に改修してシェアハウスとして再生することで、地域の住宅ストックを有効活用できます。そして何より、複数の人が一つ屋根の下で暮らすシェアハウスには、防災の観点から見ても大きな強みがあります。日常的なコミュニケーションから生まれる「顔の見える関係」は、いざというときに助け合える力になります。家賃を分かち合うことで経済的な負担が軽減されることも、生活の余裕を生み、精神的な安定につながります。

万一、災害で住まいを失った方の一時的な受け皿になり得る点でも、シェアハウスは地域のセーフティネットとしての役割を担える住まい方です。都市部ではすでに若い世代を中心に広まっていますが、岡山のような地方都市でこそ、「防災と日常の安心」を両立できる選択肢として注目されるべきではないでしょうか。

安全・安心なシェアハウス運営のために

セーフティネットのイメージ

シェアハウスの可能性はコミュニティの形成にとどまりません。共有スペースを通じた日常の交流が、新しい協業や地域活性化のきっかけになる事例も各地で生まれています。

一方で、消防法や建築基準法などの法令を守らないまま運営されているケースが一部あることも事実です。安心できるシェアハウスを地域に根付かせるために、私たちは法令遵守と安全確保を最優先に考えて取り組んでいます。

一緒に岡山の未来をつくりませんか

新しい協業のイメージ

私たちは現在、岡山市を中心に以下の方を募集しています。

【1】シェアハウスの普及に協力いただける仲間 
【2】シェアハウスに活用できる物件情報をお持ちの方 
【3】シェアハウスへの入居を希望される方

梅雨・台風シーズンを前に、住まいのあり方を改めて考えてみませんか。気候変動がもたらす自然災害のリスクは、残念ながらこれからも続いていくでしょう。だからこそ、備えながら地域に新しい住まいの文化を育てていくことが、安心して暮らせる岡山をつくる一歩になると信じています。

ご興味のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。